どうも、オリバーミーチルズのみちるちゃんです。
皆さん眼鏡してますか?
今日は『レンズの三要素』について書いてみようと思います。
メガネを使用されている方はご存じでしょうが、フレームだけ購入しても、レンズを組み合わせないと見えません。
フレームに入れる前のレンズです。
レンズには薄型、超薄型など、レンズによって性能が違います。
基本的にレンズを薄くしていけば、薄くするほど値段が高くなっていきます。
度数が強い人は、やはり薄いレンズにしないと、メガネフレームに入れても、厚みが目立ってしまいます。
メーカーはどんどん薄いレンズを作れば良いじゃないか!と思うのですが、そういった素材を見つけるのは、とても困難なのです。
なんでもかんでも作れば良いって訳じゃない。
まず、レンズの三要素のバランスが良いレンズでないといけないのです。
1.屈折率
ざっくり言うと、光を曲げる力です。
この光を曲げる力を数値にしたのが屈折率です。この屈折率が大きければ、レンズが薄く仕上がる訳です。
-2.50の度数で1.5と1.6では1.6の方が薄くなるということになります。
レンズを購入する時、屈折率1.5~1.7辺りから選ぶはずです。
均一ショップで、レンズを選ぶ必要のないお店様もあると思いますが、基本的にはレンズ選んで、組み合わせていきます。
2.アッベ数
逆分散率とも言います。
光は波長によって屈折率が違いますので、色が分かれてしまいます。
当然、色が分かれないレンズが良いのですが、屈折率の高いレンズになるほど、色が分かれてしまう傾向にあります。
見える映像は、にじんで見える感じだと思ってください。
度数の強さによっても、にじみ易かったり、わからなかったりします。
3.比重
比重とは、物質と同じ体積の水との比較する時に用いられます。
重さに関係する数値なのですが、この数値が大いと、重たくなるという訳です。
レンズは薄くすると、軽くなると思われがちですが、こちらも屈折率を大きくすると、比重が大きくなるため、必ずしも軽くなるという訳ではありません。
実のつまり方だと思ってください。
大きなイカダは水に浮くけれど
小さなパチンコ玉は水には浮かびません。
そういう事なのです。
決して説明が面倒臭くなった訳ではございません。
高性能なレンズを、見つけるためにメーカーさんも日々頑張ってるんでしょうねぇ。
レンズを選ぶ際の参考になればと思います。
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