眼鏡道場 オリバーミーチルズ

超意識高い系眼鏡屋店員のブログです。超一流の眼鏡技術者を目指す為に、色々勉強をしていきます。

レンズの三要素

どうも、オリバーミーチルズのみちるちゃんです。

皆さん眼鏡してますか?

 

今日は『レンズの三要素』について書いてみようと思います。

 

メガネを使用されている方はご存じでしょうが、フレームだけ購入しても、レンズを組み合わせないと見えません。

 

f:id:shinjyojimichiru:20160829230838j:plainフレームに入れる前のレンズです。

 

レンズには薄型、超薄型など、レンズによって性能が違います。

基本的にレンズを薄くしていけば、薄くするほど値段が高くなっていきます。

 

度数が強い人は、やはり薄いレンズにしないと、メガネフレームに入れても、厚みが目立ってしまいます。

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メーカーはどんどん薄いレンズを作れば良いじゃないか!と思うのですが、そういった素材を見つけるのは、とても困難なのです。

なんでもかんでも作れば良いって訳じゃない。

まず、レンズの三要素のバランスが良いレンズでないといけないのです。

 

1.屈折率

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ざっくり言うと、光を曲げる力です。

この光を曲げる力を数値にしたのが屈折率です。この屈折率が大きければ、レンズが薄く仕上がる訳です。

-2.50の度数で1.5と1.6では1.6の方が薄くなるということになります。

レンズを購入する時、屈折率1.5~1.7辺りから選ぶはずです。

均一ショップで、レンズを選ぶ必要のないお店様もあると思いますが、基本的にはレンズ選んで、組み合わせていきます。

 

2.アッベ数

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逆分散率とも言います。

光は波長によって屈折率が違いますので、色が分かれてしまいます。

当然、色が分かれないレンズが良いのですが、屈折率の高いレンズになるほど、色が分かれてしまう傾向にあります。

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見える映像は、にじんで見える感じだと思ってください。

度数の強さによっても、にじみ易かったり、わからなかったりします。

 

3.比重

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比重とは、物質と同じ体積の水との比較する時に用いられます。

重さに関係する数値なのですが、この数値が大いと、重たくなるという訳です。

レンズは薄くすると、軽くなると思われがちですが、こちらも屈折率を大きくすると、比重が大きくなるため、必ずしも軽くなるという訳ではありません。

実のつまり方だと思ってください。

f:id:shinjyojimichiru:20160830001540j:plain大きなイカダは水に浮くけれど

 

f:id:shinjyojimichiru:20160830001542j:plain小さなパチンコ玉は水には浮かびません。

 

そういう事なのです。

決して説明が面倒臭くなった訳ではございません。

 

 

高性能なレンズを、見つけるためにメーカーさんも日々頑張ってるんでしょうねぇ。

 

レンズを選ぶ際の参考になればと思います。

 

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