どうもー、オリバーミーチルズのみちるちゃんです。
皆さんメガネしてますか?
長身でイケメンの僕は超意識高い系の眼鏡店員してます。
先月の後半ですが、再度東京へ行ってHOYAキャリアグラスアドバイザー後期セミナーを受講してきました。
ユーロビート風に言うとトキオー!!です。
前回は品川駅に降りたけど、今回は東京駅に降りました。僕が悪いんじゃなくて、携帯のナビ通りに移動したらそうなっただけです。
セミナーは基本的な内容が中心でしたが、前期同様にレンズメーカー独自の内容、講習を受けないと分からないようなことはとても貴重で、とても良い経験になりました。
レンズは日々進化しており、良いレンズが毎年の様に開発されていきますが、良いレンズになればなるほどに眼鏡技術者の腕が必要になるのだと実感しました。ただ単に良いレンズだから見え方が良くなるのではなく、しっかりとした販売者の技術とレンズメーカーの技術が合わさっての最高のレンズなのだと思います。
僕の考えとしましては、一流の眼鏡を作りたい場合、一流のメガネフレーム、一流のレンズはお金を積めば簡単に購入出来ると思うのです。しかしながら、眼鏡という物はそれに携わる人が必ず居ます。良い眼鏡を作る為には良い人が必要になるのではないでしょうか。そして、一番見つけられないのがその『技術者』『人』だと思います。
流石の僕、とっても意識高い文章です。
このブログを見てくださっている方には、僕のような眼鏡技術者に出会えることを願っております。
最終日の最後に認定試験が有り、後日合格発表とのことでセミナーは終了。
合格者はキャリアグラスアドバイザーとなって、来年はスペシャリストセミナーを受講できるようになります。
で、先月の話でどうして今までブログを更新しなかったのかと申しますと、結果の発表が今日まで分からなかったからです。
気になる結果は・・・
当然の結果ではないでしょうか。
まあ、合否が気になってしまってブログの更新が出来なかった訳ですが、当然の結果でしょう。
当然の結果だから全く嬉しくないです。
うおおおおおーー!!
全く嬉しくないイエーーーーイ!!!
やったーーー!^^
やったね!
まあ、眼鏡士みたいに何年も勉強する訳じゃないからね。難易度は落ちると思いますけどね。嬉しいものです。
ハッキリ申し上げますと、今の会社ではHOYA様のレンズの取り扱いの種類がとても少ないので、かなり不利な状況でした。しかし、講習で受けた内容と、以前10年程HOYAを取り扱ってきた経験がここで活かせた結果ではないでしょうか。
HOYA講習で出た問題(前回の続き)
PD32mmに対してS-4.00の単焦点レンズを加工したが、PDよりも3mm広く出来上がった。このずれをプリズムディオプトリーで表示すると何プリズムになるか。
前回の続きです。
答え △1.2
プレンティスの公式を使って解きます。
P=DH/10
P=プリズム量
D=ディオプトリー(度数)
H=偏心量(何mm動いたか?)
ですから
4×3
ーーー
10
12
ーー
10
で計算しますと
1.2となります。
補足すると、基底方向はINとなります。
HOYAテスト
正視
調節力1.00D
S0.00D
加入度2.50D
の方が室内用の中近を装用した場合
①FP(フィッティングポイント)におけるレンズ度数は?
②FPにおける遠点、近点距離は?
③加入度測定位置における遠点、近点距離は?
最終テストはこういった明視域の問題が中心でした。明視域を考えることは、僕のようなハイレベルな眼鏡技術者としては基本的なことなのですが、HOYAレンズの特徴を知っていないと解くことが出来ない様になっています。
答えは次回!!
眼鏡、補聴器、資格に興味のある方に楽しんで頂けるブログにしていきたいです。
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それでは、又のお越しを心よりお待ちしております。
【メガネブログランキング】
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大阪出身の現役眼鏡屋店員で、最高峰の眼鏡技術者の証明である『SSS級認定眼鏡士』を目指す為に現在勉強中。
安価な眼鏡店が出てきたことで、眼鏡、補聴器の価値が失われてしまい、その価値を取り戻そうと奮闘の日々を過ごす。この業界の見えない部分を消費者様に深く知ってもらい、そして『正しい物』を購入してもらえるようにしていきたい。
【眼鏡屋としての歩み】
■眼鏡屋に就職
仕事を探していて、たまたま就職できたのが眼鏡屋だったというだけの理由。自身も眼鏡をかけたこともなく、興味があった訳ではない。
南大阪にある某眼鏡補聴器兼業店に勤める。
■日本眼鏡技術専門学校入学
会社の方向性、専門性に疑問を持ち、正しい眼鏡の専門技術や知識を学ぶため、眼鏡学校へ通い認定眼鏡士を目指す。
■テクノエイド協会の認定補聴器技能者育成コース開始
兼業店ではできない専門性の高い検査や正しいフィッティングを身に付け、聴こえに困っている方の力になりたいと思い、認定補聴器技能者を目指す。
■日本眼鏡技術専門学校卒業
卒業試験に合格しS級認定眼鏡士取得。
首席で卒業する。
■認定眼鏡士進級試験合格
翌年に行われた進級試験に合格しSS級認定眼鏡士取得。
■大阪の老舗眼鏡店に転職
日本眼鏡技術専門学校教員が経営する老舗眼鏡屋に転職し修行する。
全国的に問題になっているが、安売り店が老舗眼鏡店を閉店させていく業界の闇を見ることになる。
商売と自分とを見つめ直すきっかけとなった。
■コンセプト系眼鏡店に転職
今までの職人気質の眼鏡店とは全く違う業態の眼鏡店に勤める。
技術や専門性等を求めて来店されるのではなく、ブランドやデザインを求めて来店されるお客様を相手にすることになり、商品の大切さに気付かされた。
■認定補聴器技能者試験合格
4年間の認定補聴器育成コース終了。
認定補聴器技能者最終試験に合格し認定補聴器技能者取得。
■キクチ眼鏡専門学校入学
眼鏡で困っている全ての方の力になる為に、更なるステップアップをする為に名古屋へ転勤することを決意する。
日本で唯一オプトメトリーカリキュラムを導入しているキクチ眼鏡学校のオプトメトリー課程に入学する。JOAオプトメトリストとSSS級認定眼鏡士を目指す。
■横田流フィッティングセミナー開始
理論や理屈を覚えても、それを生かせる技術を持たなくては意味がないと思い、眼鏡の光学性能を最大限に引き出せるように横田流認定フィッターを目指す。
■HOYAキャリアグラススペシャリスト養成講座開始
実際にレンズを製作されているレンズメーカーHOYAの観点から、累進レンズの考え方、検査、調整の方法等を学び、レンズを一番良い状態で使っていただきたいと思い、キャリアグラススペシャリストを目指す。
■HOYAキャリアグラスアドバイザー認定試験合格
キャリアグラスアドバイザー取得。
●℡ :072-3131-5151
●定休日 :毎週木曜
●営業時間:AM10:00~PM19:00
メガネレンズ:ニコン・エミチール 等
サングラス:MICCI(ミッチ)
補聴器:ミチルトーン
コンタクトレンズ:ワンデーアキュビューミチルーアイ 等
遮光眼鏡:ミチネックス 等
拡大読書器:ミチルビー 等
双眼鏡:ミチールテック 等
ルーペ:ミチルツァイス 等
ケア用品:クリーナー、ミチルシール、メガネチェーン 等
当店の眼鏡、補聴器の調整や測定法は『技術』『知識』『経験』が必要で、時間が掛かると言う理由もあり、一般店様ではあまり行われない、こだわりの測定法を取り入れているためでございます。
■視力測定:両眼開放屈折検査、両眼視機能検査
■聴力測定:気導聴力検査、骨導聴力検査、語音聴力検査、音場聴力検査
眼と耳でお困りの方は是非お試しください。
視力保護を通じ、お客様の視生活を豊かにすることを誓います。
文化、習慣を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、社会の発展に貢献します。
クリーンで安全な商品の提供を使命とし、豊かな社会づくりに取り組みます。
※このお店はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。