特注レンズについて
どうもー、宇宙一破天荒な眼鏡店オリバーミーチルズのみちるちゃんです。
皆さんメガネしてますか?
長身でイケメンの僕は超意識高い系の眼鏡店員してます。
最近はずっと雨ですね。
しかし、もうすぐ本格的な夏がやってきます。
この時期はサングラスの注文が多くなると思いますが、そういった注文が多くなると稀に色目が違う等のトラブルも起こるものです。
困るのが、注文後にお客さんからの電話で
「先日注文したメガネだけど、やっぱり色を薄くしたいんだけど・・・」
と言う内容です。
これはメガネ店にも寄りますが基本的に無理でしょう。
ただ、最近の薄利多売のメガネ店では色目を交換したり、度数を何度も交換したりするメガネ店もあります。
薄利多売の店では、一日に数十本も眼鏡を売りさばかないといけませんので、一人のお客さんに時間を使うことが出来ません。よってお客さんとの信頼関係が構築できず、レンズの交換やフレームの交換が必要になってくるケースが多い訳です。
しかし、こういったサービスを追加することによって上手く販売を行っている訳です。要するにサービスが無いと販売する側も難しいのでしょう。
お客さんの為のサービスの様にも見えますが、店側の為でもあるのです。
こういった店舗が多くなっている為、販売する側もお客さんも眼鏡店はサービス業と勘違いしてしまう訳です。
眼鏡屋は小売り業なので、商品とお金の等価交換にならなくてはダメです。
店員とお客さんも上下関係があってはなりません。自分を神様だと勘違いしている人も世の中居ますけどね。
話を戻しますが、なぜ色目を交換出来ないのか?
度付きレンズをカラーレンズに染色しようとすると、レンズは特注扱いとなります。
お客さんがレンズを決める。
⇓
眼鏡店がレンズを注文する。
⇓
レンズメーカーがレンズを作成する。
レンズメーカーがレンズを作成し始めると、レンズが到着してしまいます。
お客さんが要らないと言ってもレンズが届いてしまう。じゃあ、このレンズはどうなるのか?
私が以前勤めていた会社では、後からキャンセルの可能性も考えて、レンズを注文する時に、納期が変わらないギリギリの時間まで待って注文していました。
夕方に注文を貰ったら、翌日の昼頃に注文する!みたいな感じです。
そういう店なら、タイミングが合えばキャンセルも可能でしょう。
キャンセル出来ない場合、お客さんとしては、まだ眼鏡受け取ってないんだから!
と不満も残るでしょう。
話が長くなりましたけど今回、お客さんに分かりやすく説明する方法を考案してしまいました。
「あのー、昨日注文したメガネなんだけどさ、やっぱり色を薄くしようかなと思ってね。それで作ってよ」
「申し訳ないのですが、それは出来兼ねます。」
「え!なんでだよ。まだ受け取ってないし!」
「お客さんは『天下一品』を召し上がったことはございますか?」
「は・・・?そりゃ・・・あるけど(レンズは?)」
「例えばお客さんが、天一で『こってり』を注文したとして、店側が作ってる最中にやっぱり『あっさり』が食べたいから『あっさり』を注文したらどうなりますか?」
「・・・・そうか!?こってりが無駄になるな。2杯も要らないし。(お腹空いてきたな)」
「店側からしたらとりあえず『こってり』を食え!ってなりますよね。とりあえず注文した色を一度見てから考えてください。」
「悪かったよ。申し訳ない。こってりのギョーザセットにしておくよ。」
「僕は天津飯セットが一番好きです。」
ワハハハハハ
メガネお渡し時。
「どうですか?今回のサングラスは?」
「・・・・うーん。やっぱり色が濃かったなぁ。」
「・・・・・・・」
「本当になんとかならない?保証とか無い?」
「お客さん。ココイチってカレー屋さんはね。1辛から10辛ありましてね。」
「もうええわ!!」
ってなるからやってみてください。
眼鏡、補聴器、資格に興味のある方に楽しんで頂けるブログにしていきたいです。
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それでは、又のお越しを心よりお待ちしております。
【メガネブログランキング】
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大阪出身の現役眼鏡屋店員で、最高峰の眼鏡技術者の証明である『SSS級認定眼鏡士』を目指す為に現在勉強中。
安価な眼鏡店が出てきたことで、眼鏡、補聴器の価値が失われてしまい、その価値を取り戻そうと奮闘の日々を過ごす。この業界の見えない部分を消費者様に深く知ってもらい、そして『正しい物』を購入してもらえるようにしていきたい。
【眼鏡屋としての歩み】
■眼鏡屋に就職
仕事を探していて、たまたま就職できたのが眼鏡屋だったというだけの理由。自身も眼鏡をかけたこともなく、興味があった訳ではない。
南大阪にある某眼鏡補聴器兼業店に勤める。
■日本眼鏡技術専門学校入学
会社の方向性、専門性に疑問を持ち、正しい眼鏡の専門技術や知識を学ぶため、眼鏡学校へ通い認定眼鏡士を目指す。
■テクノエイド協会の認定補聴器技能者育成コース開始
兼業店ではできない専門性の高い検査や正しいフィッティングを身に付け、聴こえに困っている方の力になりたいと思い、認定補聴器技能者を目指す。
■日本眼鏡技術専門学校卒業
卒業試験に合格しS級認定眼鏡士取得。
首席で卒業する。
■認定眼鏡士進級試験合格
翌年に行われた進級試験に合格しSS級認定眼鏡士取得。
■大阪の老舗眼鏡店に転職
日本眼鏡技術専門学校教員が経営する老舗眼鏡屋に転職し修行する。
全国的に問題になっているが、安売り店が老舗眼鏡店を閉店させていく業界の闇を見ることになる。
商売と自分とを見つめ直すきっかけとなった。
■コンセプト系眼鏡店に転職
今までの職人気質の眼鏡店とは全く違う業態の眼鏡店に勤める。
技術や専門性等を求めて来店されるのではなく、ブランドやデザインを求めて来店されるお客様を相手にすることになり、商品の大切さに気付かされた。
■認定補聴器技能者試験合格
4年間の認定補聴器育成コース終了。
認定補聴器技能者最終試験に合格し認定補聴器技能者取得。
■キクチ眼鏡専門学校入学
眼鏡で困っている全ての方の力になる為に、更なるステップアップをする為に名古屋へ転勤することを決意する。
日本で唯一オプトメトリーカリキュラムを導入しているキクチ眼鏡学校のオプトメトリー課程に入学する。JOAオプトメトリストとSSS級認定眼鏡士を目指す。
■横田流フィッティングセミナー開始
理論や理屈を覚えても、それを生かせる技術を持たなくては意味がないと思い、眼鏡の光学性能を最大限に引き出せるように横田流認定フィッターを目指す。
■HOYAキャリアグラススペシャリスト養成講座開始
実際にレンズを製作されているレンズメーカーHOYA(株)の観点から、累進レンズの考え方、検査、調整の方法等を学び、レンズを一番良い状態で使っていただきたいと思い、キャリアグラススペシャリストを目指す。
■HOYAキャリアグラスアドバイザー認定試験合格
キャリアグラスアドバイザー取得。
■日本eスポーツビジョン協会を設立
■HOYAキャリアグラススペシャリスト認定試験合格
キャリアグラススペシャリスト取得。
■色彩検定UC級試験に合格
UCアドバイザーの資格を取得。
■キクチメガネ専門学校オプトメトリー課程卒業
オプトメトリスト試験開始。
レンズメーカーHOYA(株)が主催する講習会。お客様の顔型、ファッション、TPOに合わせてメガネフレームを選ぶコンサルティング販売を学び、パーソナルアイウェアコンサルタント認定を目指す。
■日本スポーツビジョン協会に入会
スポーツビジョンを専門的に学び、様々なスポーツをされる方の可能性を広げていきたいという志のもとに入会。
●℡ :072-3131-5151
●定休日 :毎週木曜
●営業時間:AM10:00~PM19:00
★本当のオーダーメイド品が購入出来る理由★
当店の眼鏡、補聴器の調整や測定法は『技術』『知識』『経験』が必要で、時間が掛かると言う理由もあり、一般店様ではあまり行われない、こだわりの測定法を取り入れているためでございます。
■視力測定:両眼開放屈折検査、両眼視機能検査
■聴力測定:気導聴力検査、骨導聴力検査、語音聴力検査、音場聴力検査
眼と耳でお困りの方は是非お試しください。
視力保護を通じ、お客様の視生活を豊かにすることを誓います。
文化、習慣を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、社会の発展に貢献します。
クリーンで安全な商品の提供を使命とし、豊かな社会づくりに取り組みます。
※このお店はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。