名称:キャリアグラスアドバイザー
認定:HOYA(株)
取得難易度:★☆☆☆☆
キャリアグラスアドバイザーとは
メガネレンズのトップメーカー『HOYA』が認定する資格です。
キャリアグラスとは
まずこのキャリアグラスとは何ぞや?と思いますが、これは簡単に言えば累進レンズ(遠近両用とか中近両用等の複数の度数が入っている)のことで、この呼び方はHOYA独自なんだと思います。遠近とか中近って説明すると「あー、私って老眼なんだ・・・涙」みたいにショックを受ける人も居るでしょうから、キャリアグラスという呼び方に変えているのだと思います。
キャリアグラスアドバイザーについて
お客様の生活環境等から最適なレンズをご提案出来るように、キャリアグラスの選別を行う資格になります。 取得に関してはそこまで難しい内容ではなく、しっかりと講師の方が累進レンズについて教えてくれる印象です。 当たり前ですが遠近両用を販売しているスタッフ向けの内容で、基本的なことは分かっている方しか受講しても意味が分からないかもしれませんね。 本来は『HOYA眼鏡教室』というセミナーを終えた方が受けるセミナーです。 自分はその講座を受けてませんでしたが、能力が見合っていれば受講しても良さそうです。
前期2日間、後期2日間に分かれており全部で4日間出席する必要があります。
最後に認定試験もありますのでしっかり勉強することをお勧めします。 しっかり勉強と復習を行えば必ず合格出来る内容です。
費用は 東京のHOYAオフィスでセミナーを受講するので遠方の方は交通費が掛かってしまう。個人で取得するなら10万円程掛かるか掛からないかって感じだったかと思います。それ+交通費なので個人で受ける人は稀でしょう。僕のような相当な変わり者以外居ないかもしれません。
内容はしっかりしていると思います。レンズに一番詳しいのはレンズを作ってるメーカーさんだと思いますので、疑問に思ったことは聞いてみましょう。
眼鏡屋さんに入社したばかりの方は是非取得してみてはいかがでしょうか? 現在は資格名が変更されている可能性が有るので調べてみてください。
個人的には認定眼鏡士(今で言う眼鏡作製技能士)を取得されていないスタッフに会社が取らせる様なイメージでしょうか。お客さんもちゃんと資格持ってる人が担当だと安心してくれますしね。 キャリアグラスアドバイザーの上位版、キャリアグラススペシャリストという物もありますので、アドバイザーを取得された方はこちらも是非受講してみてください。