
どうも、皆さん。僕です。
昨日は仕事は休みだったのですが、眼鏡関係のセミナーが岐阜で行われていましたのでそれに参加してきました。岐阜眼鏡士組合というところが開催しているみたいなんですけど、そんな団体が有るんですね。
午前と午後の部があるのですが、両方受講してきました。
午前 屈折測定の基本(補正度数の出し方)
午後 乱視測定のポイントと補正のテクニック
参加費用は4,000円です。両方受講しても4,000円です。
ちなみに、認定オプトメトリストのポイントにも加算されます。
認定オプトメトリストは3年間で、4点のポイントが必須。特定のセミナーを受講してポイントを獲得しないと更新できなんですよね。
眼鏡士の時も生涯学習で3点必要だったんですけど、眼鏡作製技能士になってからは、ポイントを集めなくても資格の剥奪は無さそうです。その代わり、決まったセミナーを受講することでプライム会員になれます。今のところプライム会員になるメリットが良く分かりません。
屈折測定というのは、目の屈折異常(近視、遠視、乱視など)を評価するための検査です。ちなみに評価するのは眼科の先生や視能訓練士さんなので、僕(眼鏡屋)「あなたは近視ですとか遠視です」と伝えるのはダメなんです。
具体的には、目のレンズ(角膜と水晶体)が光をどのように屈折させ、網膜に焦点を合わせるかを測定します。これにより、適切なメガネやコンタクトレンズの度数を決定したりするんですね。
日常の仕事でも眼鏡屋であれば、毎日行ってたりするんですけど、特に重要な内容になってくると思います。基本的な内容だからこそ何度でも勉強するのも大切だと思うんですよね。
不思議なことに同じ眼鏡の度数を合わせるにしても、眼鏡屋さんによってはすーごく早く終わったり、じっくりと時間をかけて色んな測定をしてくれたり、さまざまな方法が有るんですが、どんなものにも正しい方法があってそれが基本になっている、そこからズレたらズレた分だけ不正確になっていくと思います。
自己流の方もいますしね。
検査面に関しては医学なので、医学書に書かれている内容が正しいです。今回は視能訓練士さんを教えてらっしゃる教授からお話を聞けるということでしたので、そっちの専門家です。しっかりと質問したりして勉強しました。
内容自体はとても基本的な内容で、このレンズを使用している時は眼の中の光はこうなっていて、書籍と内容が当たり前ですが同じなわけなんですが、やはり自分で本を読んで勉強することと、人から教えてもらうのとでは頭の中の情報の解像度が違うと思いました。とりあえずすっきりした。
午後は余った時間で、実際に測定の演習を行い終了。
とても勉強になった一日でした。
それでは皆さん、良い眼鏡を作ってください。



