どうも、超意識高い系の眼鏡屋店員の僕です。
先日ヤフオクで落札した『レチノスコープ』が届きました。新品未使用とのことでしたが、古い物らしくノンクレームノンリターンと返品不可だったので心配でしたがしっかり動きました。
38,500円+送料で4万いかないくらいでした。自分にクリスマスプレゼントというわけで購入。
レチノスコープは眼科ではまだ使用していると思いますが、現在の眼鏡店の場合は専門性の高いところ以外は使用されてないと思います。僕が眼鏡屋さんになった時には既に『オートレフ』という視力測定に便利な機械が普及しておりましたので使う機会がありませんでした。
このオートレフという機器を使用するお客さんが必要とする度数がある程度、数秒で分かるすごい機械です。しかもほぼ自動です。新しい機械であれば精度も凄いことでしょう。この機械だけでも遠くが良く見えるようなレンズの度数を決めることも出来るかもしれませんが、やはりそうでない場合もあるので、やはりその後は人の力が必要になってくるわけです。オートレフの数値は目安として使う感じでしょうか。
レチノスコープはオートレフを手作業にした感じでしょうか。レチノスコープが上手な方の場合はオートレフよりも正確に度数が出せたり、オートレフではエラーが出てしまう方にも使用出来るとか言われます。が、かなり職人技が必要で普段使ってない僕が使っても使いこなせるわけがない。しかし、来年の2月に行われるオプトメトリスト試験ではレチノスコープを使用して乱視の度数まで測定しなくてはいけません。僕が持っていた簡易的なレチノスコープは試験用の物と違うので今回はガチで同条件で試験に臨みます。
初めてレチノスコープ使用したのは大阪の眼鏡学校でのスクーリングでしたね。その次は名古屋の眼鏡学校のスクーリング・・・学校の授業でしか使ってないんですね。
レチノスコープで何をするのかというと、写真の二つのパーツを連結させて一つの棒みたいな状態します。そして先っぽから光が出るんですが、その光をお客さんの目に入れてレチノスコープを少し動かして光を目の中で動かす、そうすると目の中の光が動きますから、どのように動いているかで度数を判別するのです。
まあ、これ単体ではわからないのでもう一つの道具が届いたら練習します。
それではまた!