【眼鏡】作ってみた。【後編】
フレームが完成したから、これにレンズをはめ込んでいくよ。
このレンズメーターでレンズの光学中心を探すよ。
光学中心って言う、レンズの違和感が一番無い場所を、眼鏡を掛けた時に目の前に来るように作らないといけないんだよ。
写真が上下逆だよ。
真ん中の点が光学中心だよ。
レンズを加工機にセットしていくよ。
レンズの光学中心上にキレイにサクションカップというゴムみたいなのを付けるんだよ。
これを使ってくっつけるよ。
下から照らしてくれるから分かりやすい。
位置を決めて機器を動かすと・・・
こんな感じにくっついたよ。
これが無いと加工機にくっつけれないんだよ。
最近のレンズは撥水コートが主流なので、サクションカップを付ける時は、メーカーが作ってる撥水シールってのをあらかじめ貼ってから、サクションカップを付けるんだよ。
そうしないと撥水コートでツルツルしてるから、機械の中でデカいヤスリが回ってその力でレンズが動いてしまう訳だよ。
これだと見え方が違う眼鏡になってしまうよ。
これも加工機を購入した時に付けてくれたよ。
これを使えば、フレームの通りにレンズを削ってくれるんだよ。
加工機にデータがきたよ。
最近の機械は色々設定できてとても便利だよ。
いってらしゃーい。
凄くうるさいです。
出来上がったよ。
本当にこのサイズで合ってるか軽く確認していくよ。
この状態だとレンズの縁に角があるから、角を取っていくよ。
面取り作業だよ。
安売り店とかだとここではめ込んでしまうけど、本来は
歪計でレンズが歪んでないかを確認しないといけないよ。面倒で時間が掛かるけど、良い物を作る為には必要な作業だよ。
せっかく良いレンズを入れた意味がないよね。
レンズのサイズの微調整を行っていくよ。
歪計はその内購入するか、自作でも作れるみたいだからチャレンジしたいね。
レンズをフレームに入れて、型直しをしていくんだよ。
本当はまだまだすることがあるけど、大雑把に言うとこんな感じかな。
今僕の持ってる道具でも眼鏡が一式できる事がわかったよ。
また色んな眼鏡屋さんの道具を探していくよ。
この記事が面白いと思ったら『ツイート』や『グッドボタン』を是非押してくださいませー。宜しくお願いします。
またのご来店お待ちしております。